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数学受験とは?明治大学でも数学で受験できる!
受験生の皆さんこんにちは!当記事では、これから選択科目を考える高校2年生以下の人や、周りに数学選択者が少なくて不安な人などに向けて、数学受験について解説していこうと思います。
ここでいう「数学受験」とは、簡単にいうと、私立大学の文系学部を第一志望とする人が、受験に使う科目を国語・英語・数学の三教科にすることです。大学受験において、私立文系学部を目指す受験生の多くは、国語・英語・選択科目の三教科に絞って勉強します。そして、その多くは選択科目の枠に「社会(日本史や世界史、政治経済など)」を選択します。しかし、実は文系でも「数学」を選択して受験することができる大学・学部があるのです。これが、いわゆる「数学受験」です。
明治大学でも、ほとんどの学部学科で数学選択が可能であり、入試方式によっては数学の配点が高く設定されていることもあります。詳しくは明治大学のホームページをご覧ください。
明治大学HP https://www.meiji.ac.jp
しかし、文系なのになぜわざわざ数学を選ぶのでしょうか。その謎を解明するために、数学受験の特徴とともにメリット・デメリットを詳しく解説していきます。
数学受験の3つのメリット|明治大学を目指すなら要チェック!

まずはメリットからご紹介します。大前提筆者は、数学は適切な人が選択すれば間違い無く最強科目であると考えています。ここからは、筆者がそのように考える理由を確認していきましょう。
メリット①競争率が低く“穴場”になりうる
まず初めに、一つ目のメリットは、穴場になりうるということです。先ほども説明した通り、文系では社会科目を選ぶ受験生が圧倒的に多いため、数学受験はそもそもライバルが少なくなりやすいです。それもそのはず。こちらの画像をご覧ください。

引用元(https://www.kyobun.co.jp/article/20230828-04#:~:text=文系を選んだ理由,%で最多だった%E3%80%82)
このように、文系を選ぶ理由のほとんどは、理系科目を避けるためなのです。わざわざ理系科目をやらないために文系に進んだのに、数学を選択するなんて人が多いはずがありませんよね。しかし逆に言えばこれは、しっかりと数学の対策をした人や数学がもともと得意・楽しいと感じていた人にとってはチャンスであり、ある意味「穴場」とも言える選択肢になるのです。
メリット②暗記量が少なく、他教科に時間を回せる
続いてメリットの二つ目は、暗記量が少なく、他教科に時間を回せると言う点です。社会は暗記量が多く、試験直前までの知識の詰め込みが必要です。そのため、多くの高校や予備校では、高校2年のうちに英語を終わらせ、終盤まで社会を詰め込むというスタイルを推奨することが多いです。
一方で、数学は基礎を固めておけば演習を通じて効率的に実力がつくため、早期に安定すれば英語・国語など他の科目に注力することができます。さらに、高3になってからも新しい知識を学び続ける社会に対し、数学は文系の入試で必要になる数学1A2Bを高2までに習い切っています。つまり、人によっては高3に上がった段階で科目を一つ完成させている可能性があると言うことです。
高3の夏を過ぎても新しい内容を習い暗記量が増え続け、それらを忘れないために暗記作業に多くの時間を費やす必要がある社会科目と、高2までに必要な知識を詰め終わり、暗記量も少なく長時間参考書を眺める必要性の低い数学。これを聞いて数学選択に魅力を感じない受験生はいないでしょう。
もちろん応用の訓練にはある程度時間を要しますが、社会ほどの果てしなさはありません。一度できるようになって仕舞えば簡単には忘れることはありません。ですので、応用を繰り返す時期になったら、数学はやる時間を決め、残りはひたすら英国に時間を費やしましょう。英語の配点が高い明治大学では、英語にしっかり時間を確保できるというのは大きなメリットです。社会に時間をかけざるを得ない人たちに大きなアドバンテージを取れることは間違い無いでしょう。
メリット③大学入学後に実用的な力として活きる!
3つ目は、数学の勉強を通して身についた力が大学でとても活きると言うことです。おそらく、今目の前にある受験合格と言う目標に全力な今の皆さんにとってはさほど惹かれる内容では無いでしょう。しかし、数学で明治に入り、現在も大学生をしている筆者は声を大にして言いたいです。これは本当に大きな強みになります!
例を挙げると、経済学や簿記のように、大学では数学的理解が必要になる講義がいくつもあります。また、数学の上達に必須となる論理的思考力は、文章読解や課題解決など数学を使わない場面でも幾度となく活躍し、俗に言う「容量のいい人」になることができます。そして、これほど様々な場面で活躍する大きな力を、私立文系の人たちのほとんどはさほど身につけずに大学に入ってきています。これだけの端的な説明でも、文系学部で数学ができる人間にどれだけの価値があるかは感じていただけたのでは無いでしょうか。教授たちから見てもとても魅力的な人材です。数学を使って私立文系学部に入学した際には、是非とも胸を張って日々の学業に取り組んでいただきたいですね。
数学受験のデメリットも理解しよう

お次はデメリットのご紹介です。ここまでのメリットだけを見たら、とても魅力的でやりがいのある素晴らしい選択に見えていると思います。しかし、本当にそれだけならきっと数学受験が穴場と言われることはないはずですし、上の大学に受かる人間は数学選択ばかりになるはずです。つまり、数学という教科には、それらを覆すだけのデメリットも存在するのです。それではここから、目を背けず、かといって間に受けすぎず、デメリットを確認していきましょう。
デメリット①ライバルのレベルが高い
まず初めにデメリットの一つ目は、ライバルのレベルの高さが挙げられます。この理論は非常に簡単です。社会を選択する人は社会が必ずしも得意というわけではありません。選択科目は何か一つ選ばなければいけないわけですから、社会も数学も苦手な人は大体社会を選びますよね。一方で、数学はどうでしょうか。数学に苦手意思を持つ人が数学を選ぶでしょうか。これが、社会選択の人数が多い理由であり、数学選択のレベルが上がる理由なんです。
数学選択者は、少なくとも選択科目を決める段階では多くの人が数学を得意としています。したがって、簡単に言えば、ほとんど全員が、この科目なら勝てる!と思っている強者揃いなんです。
そしてさらに、数学でしか起こり得ない強敵が存在します。それが、文転勢です。MARCHを志望校に選ぶ人が多い偏差値帯の高校では、基本的に理系と文系では触れてきている数学の難易度が段違いです。数学ができなくて文系に逃げてきた文転ですらかなりの脅威になりますし、文系の学部に興味があって数学もできるけど文転したという人には数学力では手がつけられません。このようなライバルとも戦うことになるということは、数学を選ぶ上で無視はできない大切なことです。純文系勢からしたらいい迷惑ですよね…
とはいったものの、実際には理系で十分戦える数学力を持って文系に乗り込んでくる強キャラ系文転勢はMARCHレベルだとほとんどいません。また、MARCHの文系数学は、難しい公式などを駆使した数学力を全面に出す問題よりも、基礎的な公式をうまく組み合わせて解く発想力を問われるタイプの問題が多いです。これについては後ほどまた詳しく話しますが、あまり文転に恐れすぎず、かといってライバルのレベルが高いことは事実なので、大いなる覚悟を持って挑みましょう!
デメリット②成績が伸びにくいことがある
続いてデメリットの二つ目は、どれだけ勉強時間を重ねてもなかなか成績が伸びないことがあるという点です。数学の特徴の一つとして、英語や社会に比べて勉強量が結果に直結しにくいと言うことが言えます。その理由は、残酷なことに、数学にはセンスの有無が大きく影響します。数学を論理的に理解し本質に辿り着ける人もいれば、本質を掴めずせっかくつけた知識を使うことすらできない人もいます。数学におけるこの差は、正直時間だけで解決できるものではありません。
したがって、毎日欠かさず数学にふれ、公式もしっかり網羅しているのにも関わらず、応用問題や過去問の正答率が上がらないという人が必ず出てしまうのです。数学が得意だと思って数学を選択した人たちでもです。
実際に筆者の周りにも、学校のテストで数学の点数が良かったために数学を選択したのに、受験勉強に入った途端点数が全く伸びないという人がたくさんいました。学校の数学のテストは若干暗記重視で作られるところも多く、本当の数学力が問われる応用領域まで問われないことが多いので、受験数学とは全くの別物と言っても過言ではないため仕方ないですね。
そして、さらに残酷なことに、数学が本当に得意な人というのは、苦手な人よりも少ない勉強時間でメキメキと点数を上げていきます。これが数学はセンスと言われる所以であり、数学選択が学校の先生などにおすすめされない理由の一つだと思います。
もしあなたが数学をすでに選択していて、今まさに伸び悩んでいて、そしてこの記事に辿り着いたのなら、あなたの最善策は諦めることでは絶対にありません。もちろん時期にもよりますが、数学に固執しすぎず、一旦冷静になり、長い目で見たときに一番点数がついてきそうな教科に時間をかけてあげてください。それが数学であっても英語であってもです。ゴールから逆算して最も合格に近づける策を考える、そんな論理的思考力も、数学受験の強みですから。
【数学で合格をつかめ!】明大生になるための文系数学の勉強法

最後に、簡単にではありますが勉強法についてお話ししたいと思います。これは筆者が実際に受験を経験した上で考えるMARCHレベルの文系数学のためのものになります。最終的には自分にあった方法を見つけるのがもちろんベストですが、何から始めればいいかわからない人は是非とも参考にしてみてください!
① 数学の基礎は高2までに完成させる
一つ目は、これはどの教科にもいえることですが、基礎は高2までにある程度出来るようにしたいということです。こんなこと学校や塾から嫌というほど言われていると思いますのでもしかしたらもう言われたくないかもしれません。しかし、先ほどメリットのところでお話しした通り、文系数学は範囲を学び終えるのが高2という大きな強みがあります。高2までに武器を全て揃えられていたら、あとは磨くだけに一年という長い時間をかけられます。これほど有利な条件を揃えて3年生を始められたら、もう負ける気がしませんね。
何度も言いますが、数学は公式を覚えただけで点数が取れる問題はありません。公式はあくまで手段であり、使いこなせるまで訓練を重ねる必要があります。だからこそ、公式の暗記というのはなるべく早めに終わらせましょう。
② 演習をメインで進めつつ
続いては、荒削りでも武器が揃ったわけですから、早速演習に入りましょう。ほとんどの教科では、演習よりもまず参考書を一冊完璧にしろという風に教わっている方が多いと思います。数学に関しても、同じような指導をされている方ももしかしたらいるかもしれません。しかし、筆者的には数学は少し違うかなと思っています。
参考書をメインで使う場合、どの公式を使って問題を解けばいいか、問題を見なくてもなんとなくわかっていることが多いです。しかし、特に文系数学に関しては、どの公式を使って解くかぱっと見ではなかなかわからない問題も多く、問題文を見てどの公式を使うかを瞬時に見定める力も付けてく必要があります。また、参考書に載っている公式の中には、ほとんど使わないものも含まれています。
そこで筆者は、演習をメインで進めていくことを推奨します。基本的な流れとしては、演習問題をまず自力で思い付いた解法で解き、正誤関わらず必ず解説を見てください。時間制限は要りません。もし使っていた公式が全て理解できていたなら、問題文をもう一度じっくり見て、「これを聞かれているからこの公式を使うのか」というふうな問題文への理解度を上げていきましょう。もし使っている公式がまだ理解が甘くもう一度同じような問題が来ても解けないかもと思うのなら、ここで参考書の出番です。該当する公式のページを開き、わからないところは人に聞くなどして必ず納得いくまで突き詰めましょう。おすすめの参考書に関しては別で記事にまとめていますのでそちらも併せてご参照ください。
【合格の裏技!?】文系数学でMARCH合格をつかめ!!現役明大生おすすめの参考書ルート 〜文系数学編〜
最初は間違えて当たり前です。勉強は間違えてからが勝負です。参考書ばかりでは間違える機会があまりにも少なくなってしまいます。だからと言って焦っていきなり過去問には取り組んではいけません。この段階で志望校の過去問を解きまくるのは勿体無いので、せいぜい一年分だけやって形式を掴むくらいに抑えて、他の少しレベルを下げた大学の過去問などで演習経験を積むことをお勧めします。数学は特に復習が大切な教科ですので、めげずにたくさん解いてたくさん復習を繰り返しましょう!
③ 志望校過去問を解いて丁寧に復習
最後はもちろん、志望校の過去問です。大まかな流れは先ほどの演習の時と同じです。先ほどと違うのは、しっかりと時間を測る必要があることと、志望校の癖を掴む意識をすることです。この辺は他教科と同じですね。
明治大学の数学は大学・学部によって出題傾向が異なるため、志望学部の過去問を研究することが重要です。過去問演習は高3の夏〜秋にかけて本格的に開始し、復習と解き直しを徹底しましょう。文系数学は公式のレベルがそんなに高くない代わりにかなり癖の強い問題もありますので、ここからはとにかく経験値を積むことです。己を信じて走り切りましょう!
いかがでしたでしょうか。上記の内容は、数学受験を経験した筆者が肌で感じたことの全てです。しかし、後半の勉強法については、あくまで理想的なものであり、筆者が必ずしも全て実行していたかと言われるとそうではありません。実際のところ筆者は、高3の6月時点で偏差値が40に満たないほど基礎もままならないところから、予備校の力もお借りして約7ヶ月で第一志望の明治大学合格まで辿り着きました。筆者はこの結果を、自身が仮に社会選択だった場合成し遂げられなかったものだと考えています。ですので、もしも今数学選択をして壁にぶつかってしまっている方や、あきらめ半分で志望校を下げようとしてしまっている方がいましたら、この記事をただの筆者の自慢話と捉えるのではなく、希望やモチベーションに変えて、受験勉強を乗り越える手段の一つにしていただけたら幸いです。いろんなことを話しましたが、最後はやはり気持ちです。目標達成への強い信念と確固たる自信を胸に最後まで走り切ってください!皆さんと明治大学でお会いできることを楽しみにしています。
他にも明治大学のキャンパスライフやおすすめスポットの記事などをたくさん掲載しています。ぜひ他の記事もチェックして、明治大学での大学生活にワクワクしてもらえたら嬉しいです!この記事が参考になった方は、高評価・共有をよろしくお願いします!
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